産後・授乳後に垂れた胸対策!ブラジャーでできるケアをご紹介
女性にとって、人生の大きなターニングポイントである出産。
子供ができて生活が一変するだけではなく、体にもさまざまな変化が現れます。
そのひとつが、胸のサイズや形です。
出産に向けて大きくなった胸は、出産後一段と大きくなり、授乳期を経てしぼんでいきます。
そして、このときに胸が垂れてしまうケースが非常に多く見られます。
この問題を解決するための方法のひとつが、適切なブラジャーを選ぶことです。
出産~授乳期にかけてと卒乳後では、適したブラジャーは変わります。
体の変化に合わせてブラジャーを変えてあげれば、産後も胸を美しい形にキープしやすいでしょう。
今回は、そんなママのためのブラジャー選びについてご紹介します。
今まさに胸の変化に悩んでいる方も、これから出産する方も、ぜひチェックしてみてください!
ブラジャーを選ぶまえに知っておきたい!出産・授乳に伴う女性の胸の変化
女性は妊娠すると、お腹だけではなく胸も段々と大きくなっていきます。
これは、胸が赤ちゃんに母乳を与える準備をしているため。
詳しく言うと、母乳を作って赤ちゃんに届ける「乳腺」が発達しているのです。
そして、乳腺の発達は出産後も続きます。
赤ちゃんへの授乳が始まると、人によってはさらに胸が大きくなるのです。
ここがサイズアップのピークになります。
そして授乳期を終えると、赤ちゃんのために発達していた乳腺は次第にしぼんでいきます。
これにより、胸は妊娠前の大きさにサイズダウン。
しかも、この乳腺がしぼむタイミングで、妊娠前に比べて胸が垂れてしまうことが多いのです。
その理由は、一時的に胸が大きくなっていたことで、皮膚が伸びてしまうから。
胸がしぼんでも皮膚は元には戻りませんので、ハリを失ってたるんでしまうのです。
また、胸の重みに耐えられず、「クーパー靭帯」(胸を支える組織)が切れてしまうことがあり、これも胸が下垂する原因になります。
このように、妊娠から卒乳までのあいだに、女性の胸は大きく変化するのです。
出産~授乳期にはどんなブラジャーを選べばいいの?
出産から授乳期にかけてのブラジャー選びのポイントは、大きく2つあります。
【出産~授乳期のブラジャー選びのポイント1】サイズの変動に対応できる物を選ぶこと
先にも触れたとおり、乳腺は授乳が始まってからも発達を続ける場合があります。
つまり、カップのサイズが固定されたブラジャーだと、きつくて使えなくなる可能性があるのです。
そこでおすすめなのが、ノンワイヤーで、伸縮性がある素材でできたブラジャー。
多少サイズが変わっても、胸をしっかり支えてくれます。
【出産~授乳期のブラジャー選びのポイント2】授乳に適したデザインの物を選ぶこと
赤ちゃんへの授乳は、一日に何度も行わなければなりません。
通常のブラジャーは日に何度も着脱することを想定して作られていないため、授乳の度に手間がかかってしまうでしょう。
その点、授乳用にデザインされたブラジャーは簡単に乳首を出すことができ、スムーズに授乳をすることができます。
具体的には、正面にボタンがあって簡単に取り外せる物や、片手でカップをずらせる物が挙げられます。
なお、授乳期間中は必ず専用のブラジャーを使わなければならないかというと、決してそんなことはありません。
ノンワイヤーのブラジャーであれば、カップをずらして授乳ができるでしょう。
ただし、本来はカップをずらして使用する物ではないため、肩紐が落ちてくるなど、どうしても使いにくくなってしまいます。
育児の負担を少しでも減らすためには、専用のブラジャーを用意しておくのがおすすめです。
卒乳後はどんなブラジャーを選べばいいの?
卒乳後のブラジャー選びにおけるポイントは、大きく分けて3つあります。
【卒乳後のブラジャー選びのポイント1】脇に流れた胸を集めてホールドしてくれる物を選ぶこと
妊娠から授乳期にかけて胸が大きくなる際、多くの方は乳首が外側を向くようにサイズアップします。
そして、これはサイズダウンしても治らないことがほとんどです。
つまり、多くの女性は出産を機に「離れ胸」に悩まされることになるのです。
そのため、卒乳後のブラジャーには、脇に流れた胸をしっかりと集めて中央に寄せ、その状態をキープしてくれる力が求められます。
ベルトの脇の部分が高く、ホールド力が高いデザインのブラジャーを選ぶようにしてください。
【卒乳後のブラジャー選びのポイント2】フルカップのタイプは避けること
卒乳後の胸に起こるもうひとつの変化が、重心が下がってしまうことです。
胸の肉質が柔らかくなって上部のボリュームが落ち、どうしてもデコルテ付近が貧相になってしまいます。
そのため、フルカップのブラジャーを選ぶと、アンダーやバスト下部はしっかりフィットしていても、上部にだけ隙間ができてしまうという状態になりがちなのです。
これを防ぐためには、3/4カップやハーフカップのブラジャーを選ぶのがおすすめ。
フルカップを選択肢から外すことで、自分の胸にぴったり合う物を探しやすくなります。
【卒乳後のブラジャー選びのポイント3】必ずサイズを測り直してから購入すること
最後のポイントは、面倒でも必ずサイズを測り直すことです。
ここまで述べてきたとおり、妊娠・出産前後で女性の胸には大きな変化が起こります。
「妊娠前はこのサイズだったから…」などと横着せず、必ずメジャーで測り直して、正しいサイズを選びましょう。
合わないブラジャーを使ってしまうと、胸の形が崩れ、一気に老け込んで見えてしまいます。
おすすめの授乳ブラジャー&卒乳後ブラジャー
ここまでに説明したポイントを踏まえて、授乳期、卒乳後におすすめのブラジャーをご紹介します。
いつまでもきれいな奥さん・ママでいるために、優秀なブラジャーでボディーメイクに取り組みましょう!
・ノンワイヤー前開きコットンブラジャー
ストレッチが利いたコットンを使用したノンワイヤーブラ。
伸縮性に優れ、バストが大きくなってもしっかり対応してくれます。
正面にはボタンがついており、着脱も簡単!授乳をしっかりサポートしてくれます。
また、できる限り肌に縫い目・縫い代が当たらないような構造になっているなど、ママの体をいたわる優しい気遣いがあるのもポイントです。
肌にやさしく、ストレスフリー☆
価格:1,944円
・ツン胸メーカー
背中や脇に流れた胸をしっかり集めて、「ツンと上向きのバスト」を作ってくれるブラジャー。
脇部分の幅が広めのベルトと、胸を下からしっかり持ち上げる「パワーネット」で、離れ胸を解消します。
しかも、このブラジャーを使い続けることで、裸の状態でも胸の形をきれいに保てるようになる効果が期待できます。
「自分の胸に自信が持てなくなった…」と悩むママにおすすめです。
★ツン胸メーカー
価格:4,536円
・脇高Tシャツブラジャー
ツン胸メーカーと同じく、背中や脇に流れた胸を集めて、しっかりとホールドしてくれるブラジャー。離れ胸に悩む方におすすめの一枚です。
シンプルなデザインで洋服に影響しにくいので、薄着になるシーズンにもぴったり!胸のシルエットをきれいに整えて、おしゃれを楽しんでください。
脇スッキリ谷間くっきりアウターにひびかない☆
価格:1,728円
産前~産後に適したブラジャーで、自分の胸をいたわろう
女性は、いくつになってもママになっても女性です。
「出産したからしょうがない…」とあきらめずに、優秀なブラジャーを活用して、いつまでもきれいな胸をキープしてくださいね!
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