車椅子を使うようになった時のズボン丈
「車椅子を使うようになってから、ズボンの裾が上がってしまうのが気になります」
「足首が見えて寒そうなので、次はもっと長いズボンを買った方がいいでしょうか?」
これは、せたがや介護でもよくいただくご相談です。
車椅子をご利用の方は座っている時間が長いため、膝が曲がることでズボンの裾が上がりやすくなります。
そのため、
「短く見える」
「寒そうに見える」
と感じるご家族様も少なくありません。
車椅子ではズボンの裾が上がり易くなります
ズボンの丈は、一般的に立った状態を基準に作られています。
しかし、車椅子では長時間座った状態で過ごします。
座ることで膝が曲がり、生地が引っ張られるため、立っている時にはちょうど良かったズボンでも、座ると裾が上がって見えることがあります。
そのため、
「ズボンが短くなった」
「サイズが合っていないのでは?」
と感じることもあります。
ですが、多くの場合はズボンが縮んだわけではなく、座る姿勢による自然な変化です。
長めのズボン丈にすれば解決する?
足首が見えると寒そうに感じるため、
「次はもっと長いズボンを買おうかな」
と考える方もいらっしゃいます。
しかし、長すぎるズボン丈には注意も必要です。
例えば、
- 車椅子のステップに裾が引っ掛かる
- 立ち上がった時に裾を踏んでしまう
- 移乗の際に邪魔になる
といったことが起こる場合があります。
場合によっては転倒の原因になることもあります。
そのため、「足首が見えるから長めのズボンにする」という判断だけではなく、安全性も考えることが大切です。
足首の寒さが気になる場合は?
車椅子をご利用の方の場合、足首が見えること自体は珍しいことではありません。
そのため、ズボン丈だけで解決しようとせず、
- 少し長めの靴下を履く
- 足首ウォーマーを使う
といった方法を取り入れる方もいらっしゃいます。
特に冬場は、ズボンを長くするよりも、靴下や足首ウォーマーを併用した方が快適な場合があります。
肌の保護にも繋がるのでおススメです。
実際によくあるケース
・店舗にご来店の60代女性
・車椅子をご利用されているお母さまのズボンを探されている
「車椅子に座ると足首が見えて寒そうなんです」
「もっと長いズボンを買った方が良いでしょうか?」
というご相談をいただきました。
お話を伺うと、現在のズボン丈は立った状態ではちょうど良く、これ以上長くすると足元への引っ掛かりが心配な状態でした。
↓
ズボン丈はそのままにし、「しめつけない長めの靴下」を併用していただくことをご提案。
ご本人様も暖かく過ごせるようになり、ご家族様にも安心していただくことができました。
ズボン丈は「長い方が良い」とは限りません
車椅子をご利用の方の衣類選びでは、
- 暖かさ
- 見た目
- 安全性
のバランスが大切です。
足首が見えることだけを理由にズボン丈を長くすると、思わぬ危険につながることもあります。
ご本人様の生活環境や身体状況に合わせて考えることが大切です。
迷われたらご相談ください
車椅子をご利用の方の衣類選びは、
- 身長
- 体重
- 車椅子の使用状況
- 施設で過ごされているか
- ご本人で歩かれるかどうか
などによって変わります。
「母に合うズボン丈が分からない」
「長めを買うべきか迷っている」
「足首が見えて寒そう」
そんな時は、お気軽にご相談ください。
ご本人様のご様子を伺いながら、一緒に衣類選びを考えさせていただきます。
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