ご家族が入居されている施設から
「ゆったりしたズボンをご用意ください。」
と言われることがあります。
でも、
「ワンサイズ大きいズボンを買えばいいの?」
「普段より大きめを選んだ方がいいのかな?」
と迷われる方も少なくありません。
実は、
介護の現場でいう「ゆったりしたズボン」は、
単純に大きいサイズのズボンという意味ではないことが多いです。
「ゆったりしたズボン」とはどんなズボン?
介護の現場で「ゆったりしたズボン」と言われる場合は、
介助しやすいように工夫された、適度なゆとりがあるズボンを指すことが多いです。
例えば、
- 股上がたっぷりとしていて、紙おむつを着けても窮屈になりにくい
- 足を通しやすいゆとりがある
- ウエストゴムが柔らかく、上げ下げしやすい
- 身体を締め付けにくく、伸縮性のある柔らかい生地
このような特徴があると、ご本人にも、介助する方にも負担が少なくなります。
「大きいサイズ」が良いとは限りません
「介助するなら、大きいサイズの方が良さそう。」
と思われることがあります。
しかし、
必要以上に大きいズボンは、
ずり落ちやすくなったり、
生地が余ってしまい、介助のたびにズボンを整える必要が出てきたりすることがあります。
その結果、
かえって着替えやズボンの上げ下げがしにくくなることもあります。
大切なのは、
大きいサイズを選ぶことではなく、介助しやすい適度なゆとりがあることです。
介護用のズボンは、もともとゆったり設計
シニア向けや介護用のズボンには、
動きやすさや介助のしやすさを考えて、
ゆったり設計の商品も多くあります。
そのため、
普段着ならワンサイズ上を選びたくなるような場面でも、
介護用のズボンなら、
普段と同じサイズで十分なゆとりがある場合もあります。
「介助が必要だから大きいサイズ」
とは限らないため、
ズボンの特徴を確認しながら選ぶことが大切です。
お身体の状態も大切なポイントです
介護衣類のサイズは、
身長や体重だけで決まるものではありません。
例えば、
- 紙おむつを使用している
- 車いすで生活している
- 着替えを介助してもらっている
- むくみがある
など、
お身体の状態や生活のご様子によって、
適したサイズが変わることがあります。
同じ身長・体重でも、
おすすめするサイズが異なることは珍しくありません。
「これでいいのかな」と迷ったら、ご相談ください
私たちは、
サイズをご相談いただく際、
身長や体重だけでなく、
現在のお身体の状態や、
施設での生活のご様子、
介助の方法なども伺いながら、
一緒にサイズを考えています。
「ゆったりしたズボンをご用意ください。」
と言われても、
その方に合うサイズは一人ひとり異なります。
だからこそ、
「うちの場合はどうだろう?」
と迷われたときは、
お気軽にご相談ください。
「これで大丈夫。」
と安心してお選びいただけるよう、
ご一緒に考えさせていただきます。
※この記事は、実際にお客様からいただいたご相談をもとに、個人が特定されないよう内容を一般化して作成しています。
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