今年の敬老の日は9月21日(月)です。
敬老の日に、お母様やお父様へ洋服を贈りたい。
「せっかくだから、似合いそうな色を選びたい」
「これからの季節に着られる服がいいかな」
そんなふうに洋服を選ぶ時間も、贈り物の楽しみのひとつだと思います。
一方で、車椅子で過ごす時間が長い方の場合、洋服を選ぶときに少し気にしておきたいことがあります。
たとえばズボン。
立っているときにはちょうどよい丈でも、車椅子に座ると膝が曲がり、裾が上がって足首が見えることがあります。
トップスも、立っているときには気にならなくても、長く座っているとお腹まわりの生地が張ったり、窮屈に感じたりすることがあります。
今回は、車椅子で過ごす方への敬老の日の贈り物を選ぶときに考えておきたいポイントをご紹介します。
車椅子で過ごす方の洋服選びで大切なこと
「車椅子用だから、この服が正解」というものがあるわけではありません。
車椅子を使っていても、
- 一日を通して座って過ごす方
- 車椅子からベッドなどへ移乗される方
- ご自身で立ち上がることがある方
- ご自身でお着替えをされる方
- お着替えに介助が必要な方
など、普段の過ごし方は一人ひとり違います。
だからこそ、単に「車椅子対応」と書かれた洋服を選ぶのではなく、その方が普段どのように過ごしているのかを思い浮かべながら選ぶことが大切です。
車椅子ユーザーの衣類選び:3つのポイント
ポイント① ウエストはやわらかく、締め付けにくいものを
車椅子で座って過ごす時間が長い場合、ウエストまわりの締め付けが気になることがあります。
ズボンを選ぶときは、やわらかく伸びのよいウエスト総ゴムなど、座った姿勢でもお腹まわりに負担がかかりにくいものを選ぶと安心です。
ポイント② ズボンは「座ったときの丈」にも注目
立った状態ではちょうどよいズボンでも、車椅子に座ると膝が曲がることで裾が上がり、足首が見えやすくなることがあります。
そのため、車椅子で過ごす時間が長い方は、立ったときだけでなく、座ったときのズボン丈も確認してみてください。
ただし、「座ると短く見えるから」と必要以上に長い丈を選べばよいとは限りません。
立ち上がったときに裾を踏んだり、移乗の際や車椅子の足元で裾が邪魔になったりすることも考えられます。
座ったときの見え方と、立ち上がりや移乗時の安全性の両方を考えて丈を選ぶことが大切です。
ポイント③ トップスはお腹まわりが突っ張りにくいものを
車椅子で座って過ごす時間が長い方は、トップスのお腹まわりのゆとりや、生地の伸びにも注目してみてください。
座った姿勢では、立っているときと比べてお腹まわりの生地が張りやすくなることがあります。
身体にぴったりとしたデザインや伸縮性の少ない生地では、お腹まわりに窮屈さや違和感を感じることもあります。
そのため、横方向に伸びる生地や、お腹まわりに適度なゆとりのあるトップスを選ぶと、座った姿勢でも生地が突っ張りにくく、ゆったりと着ていただけます。
洋服を選ぶときは、立ったときのサイズ感だけでなく、普段過ごす姿勢で無理なく着られるかも考えてみてください。
敬老の日におすすめの衣類
①座・ビューティーフォーパンツ(sa3366)
車椅子などで座ったときに裾が上がりにくいよう工夫されたパンツです。
膝部分にタックを入れることで、座った姿勢で裾が上がりにくく、膝まわりにもゆとりを持たせています。
また、後ろ股上を深めにすることで、座ったときに背中が出にくいよう工夫されています。
ウエストは総ゴム仕様で、ゴムの取り替え口も付いています。
「車椅子に座るとズボンの裾が上がってしまうのが気になる」という方に、選択肢のひとつとしてご覧いただきたいパンツです。
ただし、車椅子をご利用の場合でも、長めの丈や裾が上がりにくいズボンがすべての方に適しているわけではありません。立ち上がりや移乗の有無なども考えながらお選びください。
② なめらかボトルネックトップス(sa3710)
横に伸びるゆったり設計で着脱しやすく、後ろ身頃が長めで背中が出にくい安心設計。首元をやさしく包むボトルネックで、これからの季節にも取り入れやすい一枚です。乾燥機対応。
③ メロウフリル長袖Tシャツ(sa3720)
首元と袖口のメロウフリルが華やかな長袖Tシャツ。横方向に伸びる生地で、お腹まわりもゆったりと着ていただけます。見た目にも明るく、秋からのお洋服として取り入れやすい一枚です。乾燥機対応。
施設で着るお洋服には「お名前入れ」も
施設によっては、衣類の取り違えを防ぐため、お洋服への記名をお願いされることがあります。
せたがや介護では、ご希望のお客様に無料でお名前入れを行っています。
お名前を入れた状態で施設へ直接お届けすることもできますので、敬老の日の贈り物として施設へ送られる場合にもご利用いただけます。
※記名方法などに決まりがある場合は、事前に施設へご確認ください。
「どれが合うか迷っている」ときはご相談ください
車椅子で過ごしているということだけでは、その方に合う洋服を決めることはできません。
車椅子で過ごす時間や、立ち上がり・移乗の有無、お着替えの方法、施設でのお洗濯方法などによっても、選びやすい洋服は変わります。
そしてもちろん、どんな色が好きなのか、どんな洋服がその方らしいのかも大切です。
「ズボンは長めの方がいい?」
「座っていても楽なトップスは?」
「施設で乾燥機を使うけれど、どれなら大丈夫?」
そんなときは、どうぞせたがや介護へご相談ください。
お母様やお父様の普段のご様子を伺いながら、その方に合うお洋服を一緒にお探しします。