高齢者はなぜ転びやすくなるの?転倒の5つの原因と家族ができる転倒予防

高齢者はなぜ転びやすくなるの?転倒の5つの原因と家族ができる転倒予防

「少しふらつくようになった」と感じる?

「最近、少しふらつくようになった」と感じることはありませんか?

今まで元気に歩いていたのに、

「最近つまずくことが増えた。」

「歩くのがゆっくりになった。」

と感じることはありませんか?

ご家族としては、

「転んでしまわないかな。」

と心配になりますよね。

実は、

高齢になると転びやすくなるのには、

いくつか理由があります。

【理由① 筋力が少しずつ低下します】

年齢を重ねると、

足の筋力は少しずつ低下していきます。

すると、

立ち上がることや、

長い距離を歩くことが以前より大変になります。

疲れやすくなることも、

転倒につながる原因の一つです。

【理由② バランスを保つ力が変化します】

私たちは、

無意識のうちに体のバランスを取りながら歩いています。

高齢になると、

その働きが少しずつ変化することがあります。

そのため、

少しの段差や方向転換でも、

ふらつきやすくなることがあります。

【理由③ 足が上がりにくくなることがあります】

以前なら気にならなかった段差でも、

足が十分に上がらず、

つまずいてしまうことがあります。

カーペットの端や敷居など、

家の中にも転びやすい場所は意外とあります。

【理由④ 見え方が変わることもあります】

視力の低下や、

暗い場所で見えにくくなることも、

転倒の原因になります。

特に夜間は、

足元が見えにくくなるため注意が必要です。

【理由⑤ お薬や体調が影響することもあります】

お薬の種類によっては、

ふらつきや眠気が出ることがあります。

急に転びやすくなったと感じたときは、

主治医へ相談することも大切です。

急がせないことも転倒予防になります

「早く行こう。」

と急ぐと、

転倒の危険が高くなります。

ご本人の歩く速さに合わせて、

ゆっくり歩くことも大切です。

家の中を歩きやすくしましょう

例えば、

  • 床に物を置かない
  • 電気コードを整理する
  • めくれやすいマットを見直す
  • 夜は足元を明るくする

など、

少し環境を整えるだけでも、

転倒予防につながります。

「転ばないように」より「一緒にゆっくり」

「危ないよ!」

と声を掛けるより、

「ゆっくり行こう。」

「ここに段差があるね。」

そんな声掛けの方が、

安心して歩きやすいこともあります。

靴や衣類も見直してみましょう

例えば、

  • かかとが固定される靴
  • 裾が長すぎないズボン
  • 動きやすい衣類

などは、

歩きやすさにつながります。

「最近、ズボンの裾を踏んでいることがある。」

そんな小さな変化も、

衣類を見直すきっかけになります。

少しずつ体を動かしてみましょう

転倒を防ぐためには、

筋力やバランスを保つことも大切です。

難しい運動をする必要はありません。

例えば、

  • 毎日少し散歩する
  • ラジオ体操をする
  • 椅子からゆっくり立ち座りを繰り返す
  • 家事を続ける

など、

無理のない範囲で体を動かす習慣を続けることが、転倒予防につながります。

急に激しい運動を始める必要はありません。

ご本人の体調に合わせて続けることが大切です。

ご家族だから気付けることがあります

例えば、

  • 以前より歩く速度が遅くなった
  • 手すりにつかまることが増えた
  • 立ち上がるのに時間がかかるようになった
  • 何もないところでつまずくようになった

こうした変化は、

毎日接しているご家族だからこそ気付きやすいことです。

「年齢のせいかな。」

と思っても、

変化が続くようであれば、

主治医や理学療法士・作業療法士へ相談してみましょう。

こんなときは早めに相談しましょう

  • 転倒したことがある
  • 急に歩き方が変わった
  • 何度もつまずくようになった
  • 立ちくらみが続く

こうした場合は、

病気やお薬の影響が隠れていることもあります。

早めに医療機関へ相談しましょう。

【衣類で迷ったら、せたがや介護へ】

歩きやすい衣類は、

毎日の生活を支えてくれます。

例えば、

裾が長すぎるズボンや、

動きにくい衣類は、

転倒の原因になることがあります。

ご本人が安心して歩ける衣類を選ぶことも、

毎日の転倒予防につながります。

せたがや介護では、

  • ご本人のお身体の状態
  • 歩きやすさ
  • 着替えやすさ
  • 毎日の過ごしやすさ

などを伺いながら、

その方に合った介護衣類をご提案しています。

お気軽にご相談ください。

▼車いすを使うようになったらズボン丈は長めがいい?
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まとめ

高齢になると、

筋力やバランス感覚、

見え方など、

体は少しずつ変化していきます。

そのため、

若い頃には気にならなかった段差や、

裾の長いズボンなどが、

転倒につながることもあります。

毎日の生活の中で、

ご本人の歩く様子を少し気に掛け、

歩きやすい環境や衣類を整えることも、

大切な転倒予防になります。

「最近少し歩き方が変わったかな。」

そんな小さな気付きが、

ご本人の安心につながります。

※本記事は2026年7月時点の一般的な考え方をもとに作成しています。急な歩行の変化や繰り返す転倒がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。

参考・出典
・消費者庁「高齢者の事故を防ぐために」
・厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(高齢者版)」

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